絶縁手袋：主に充電作業に用いられ、例えば電工が交流電圧10 kV以下の或いは相応の電圧等級の直流電気設備に充電作業する時に使用し、人体と充電設備を遮断し、高圧感電を防止する。

耐酸アルカリ手袋：酸アルカリ物質の相手部の傷害を予防するために用いられ、材質はゴム、プラスチック、ラテックス、浸漬プラスチックなどを含み、必ず気密性を持って、特定の圧力で空気漏れ現象が発生しないことを確保しなければならない。

耐油手袋：手を油脂類物質の刺激から保護し、ニトリルゴム、クロロプレンまたはポリウレタンなどの材料を用いて製造し、油脂類物質に敏感な人に適している。

溶接工手袋：溶接時の高温、溶融金属または火花による手部の焼灼を防止し、外観の要求が厳しく、一級品と二級品に分けられ、多くは牛、豚戒革または二層革で作られている。

耐火難燃手袋：製錬や窯作業などの高温環境に用いられ、難燃キャンバスやその他の耐火難燃織物を用いて製作され、優れた耐火性能を有する。

静電気防止手袋：導電性繊維を含む織物からなるか、長繊維弾性アクリルを編んで作られ、手の静電気を除去し、静電気による潜在的な危険を回避するために用いられ、製品検査、印刷、電子製品などの分野に広く応用されている。

防振手袋：振動工具（例えばオイルソー、ドリル）の使用による振動性職業病、例えば白指病を予防するために使用される。

これらの手袋の選択と使用は、特定の作業環境と必要な保護のタイプに依存します。労働保護手袋の適切な選択と使用は、従業員の安全を守るために重要です。